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環境ニュース[海外]

デンマーク、気候変動に対する積極的政策立案を計画

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.08.27 【情報源】デンマーク/2013.08.14 発表

 デンマークのリデゴー気候・エネルギー・建物大臣は2013年8月14日、気候政策への政府取組案を公表した。デンマーク政府は、「温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で40%削減」の目標を掲げており、その達成への大きなステップとなる、エネルギー政策の政治的合意が、2012年3月に実現している。しかし、さらに輸送、農業、建設の各部門、廃棄物管理においても排出削減を進めることが必要だという。政府は、気候変動政策策定における前進と透明性を確保することを目的として、議会の次期会期中に、気候政策進捗報告書を毎年作成することなどを定めた「気候変動法案」提出を予定している。また、気候政策案に関する作業の一環として、「省際作業グループ」が、約80の気候変動対策をまとめた気候イニシアティブのリストを既に作成しており、この法案と政策案が、気候政策を継続的に見守り調整するための、政府の主要な手段となるという。
 政府目標の達成は、経済状況やEUの気候政策などさまざまな要因も関わるため、リデゴー大臣は、成長・競争力促進と政府気候政策の両立を重視する姿勢や、EUへの働きかけ、国内の対話を進める方針も明らかにしている。【デンマーク 気候・エネルギー・建物省】

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