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環境ニュース[海外]

統合的汚染防止管理(IPPC)の経済影響に関するワークショップ

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.05.28 【情報源】EU/2002.05.17 発表

 5月16日、ブリュッセルで「統合的汚染防止管理(IPPC)の経済影響」に関するワークショップが開催され、「利用可能な最高の技術(best available techniques: BAT)」の経済影響を評価する手法について議論が交わされた。
 BATは、1996年のIPPC指令に従って産業汚染を削減するために導入され、最もコスト・エフェクティブな方法で、環境上の利益を最大限にするよう設定されている。2007年までに、約60,000の産業施設がIPPC指令の下で許可を受けて操業することとなる。「利用可能な」技術の検討に当たっては、技術的な可能性だけでなく、経済性な可能性も考慮すべき主要なポイントとされているが、経済評価は、政策決定者や許認可権者にとって複雑な仕事となっている。このため、今回のワークショップでは、BATが産業セクターの競争力に与える影響を測定するためのクライテリア、及び許認可当局が判断を下すのに役立つような手法について検討した。ワークショップには、EU加盟国、加盟申請国、産業界及び環境NGOから150人以上の専門家が出席した。【欧州委員会環境総局】

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