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環境ニュース[海外]

カナダ、再生可能燃料混合規則の一部修正を提案へ

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.01.17 【情報源】カナダ/2012.12.31 発表

 カナダのケント環境大臣は、ディーゼル・暖房用燃料への再生可能燃料の混合を定めた規則の一部修正を提案する方針を発表した。提案の内容は、家庭暖房用燃料における再生可能燃料の2%混合義務を免除し、カナダ沿岸州(ノバスコシア、ニューブランズウィック、プリンス・エドワード・アイランド)におけるディーゼル燃料に対する2%混合義務免除を6か月延長するもの。
 カナダは、温室効果ガスの排出量を2020年までに2005年水準から17%削減することを目指しており、その重要な施策となっている再生可能燃料規則(2010年9月に公布)では、このほかガソリンへの再生可能燃料の混合比率(平均5%)も定めている。ケント大臣は、ガソリンやディーゼル燃料への再生可能燃料の混合を定め、温室効果ガスの大幅削減を目指す政府方針には変わりはないとしつつ、今回提案した措置で、沿岸州の規則遵守や、国民の暖房用燃料の使用に配慮するとしている。ニューファンドランドとラブラド―ル州に対して認めている、ディーゼル燃料への2%混合義務の恒久的免除には変更はないという。【カナダ環境省】

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