一般財団法人環境イノベーション情報機構
生物多様性条約名古屋議定書、フィジーとエチオピアが批准
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.12.05 【情報源】その他/2012.11.20 発表
フィジーとエチオピアは、生物多様性条約の「遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する名古屋議定書」に対する加入書を提出し、ハイデラバードで開かれていた第11回生物多様性条約締約国会議(COP11)期間中に批准国となったインドに続き、それぞれ同議定書の8番目、9番目の批准国となった。生物多様性条約(CBD)の締約国が名古屋議定書の締約国(批准国)になるには、既に議定書に署名している場合には寄託者に批准書、受諾書又は承認書を寄託し、署名していない国の場合には加入書を寄託する。名古屋議定書は、このいずれかの文書を50番目の国が寄託した日から90日目に発効する。COP11では、議定書の早期発効に向けて努力するというCBD締約国の明確な意思が示され、第1回の議定書締約国会議(COP-MOP)の準備として、第3回オープンエンド特別政府間委員会を開催することも決定された。各国により議定書批准に向けた進捗報告などもあり、いくつもの国が取組を実施していることが示された。【生物多様性条約事務局】