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環境ニュース[海外]

ドイツ 中央・東ヨーロッパ風力エネルギー拡張支援イニシアティブの基本合意書に署名

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.10.09 【情報源】ドイツ/2012.09.18 発表

 ドイツ連邦環境省は、連邦環境省、VDMA(ドイツ機械工業連盟)パワーシステム、ドイツ風力エネルギー協会が、中央ヨーロッパと東ヨーロッパにおける風力エネルギー拡張に向けた協働イニシアティブ「Windtec」を引き続き進めるための基本合意書に署名したことを公表した。イニシアティブは、2011年11月以降、VDMAパワーシステムとドイツ風力エネルギー協会が、連邦環境省の政治的支援を受けて協働で実施するもので、ドイツにおける成功を、現在、エネルギー政策の転換期を迎えている中央ヨーロッパと東ヨーロッパに向けて輸出し、これらの地域の市場発展を促し、エネルギーミックスにおける風力エネルギーの割合の向上を目指すものである。ドイツ企業にとっても、これらの地域の風力エネルギー市場のポテンシャルは巨大であり、チャンスである。例えば、2011年の風力エネルギー設備の新規導入量は、ポーランドでは436MW、ルーマニアでは520MW、ブルガリアでは112MWとなっている。ドイツ企業は、ポーランドでは、既に多数のドイツのメーカーや部品供給者が、プロジェクトマネージメントや設備設置、サービスや製造の分野において経験を重ねる一方で、ルーマニアやブルガリアでの機会には恵まれていない。連邦環境省のライヒェ政務次官は、「風力エネルギーの拡張は、ドイツやヨーロッパの隣国諸国に対し、新しいチャンスと展望を開く。存在するポテンシャルを利用可能にし、ヨーロッパの気候保全を更に促進させることをイニシアティブは目指す」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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