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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、カリフォルニア州の再生可能エネルギー開発候補地選定ツールを発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.09.25 【情報源】アメリカ/2012.09.10 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)とエネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)は、オンラインの再生可能エネルギー候補地検索・選定ツールを発表した。このツールは、カリフォルニア州内の、1万1000か所におよぶ土壌汚染サイト(ブラウンフィールド)やスーパーファンド・サイトなどを検索し、上空からの全体画像に併せ、その土地のクリーン・エネルギー開発可能性に関する簡潔な情報を提供する。これにより利用者は、再生可能エネルギーの開発に適した土地を見つけることが可能になるという。
 EPAは、地方自治体や産業界が、汚染された地域の開発を優先的に行えるようこのツールを策定した。EPAの太平洋南西地域のブルメンフェルド管区長は、「汚染された土地を、太陽光や風力、地熱発電計画に利用することは最善の策といえる。生産的な土地利用によって、国はエネルギー・ニーズを満たしながら、二酸化炭素排出量を削減することができる」と語った。また、カリフォルニア州有害物質規制局のラファエル局長は、「このツールにより、低・未利用地を再生可能エネルギーのための再開発候補地に変えることができる」と述べている。【アメリカ環境保護庁】

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