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環境ニュース[海外]

イギリス気象庁、30年の長期気候平均値の最新値(1981〜2010年)を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.09.13 【情報源】イギリス/2012.08.29 発表

 イギリス気象庁は1981〜2010年の長期気候データの平均値を発表した。それによると、同30年のイギリスの年平均気温は8.84℃、年平均降水量は1154mm、年平均日照時間は1373時間である。特に年平均気温は、前回の30年(1971〜2000年)平均からは0.25℃、前々回の30年(1961〜1990年)の平均からは0.52℃高くなり、地球全体で観測されている温暖化傾向と一致する結果となっている。氷点下と積雪の平均日数も、前2回の30年平均値よりも少なくなっており、温暖化傾向を示している。降水量は1971〜2000年に比べて年間2%、1961〜1990年に比べると5%増えたが、日照時間もそれぞれ18時間、35時間と、増えている。
 この30年平均値は、イギリス各地の平年値等、気候を評価するときの基準値となるもので、10年ごとに発表されている。今後、イギリスの月・季節・年ごとの気象概況では、この1981〜2010年を基準期間として用いることになる。【イギリス気象庁】

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