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環境ニュース[海外]

報告書「旅行と環境」を策定

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.05.02 【情報源】ドイツ/2002.04.24 発表

 ドイツ連邦内閣は、4月24日、連邦環境大臣トリッティン氏が提出した報告書「旅行と環境」を承認した。この報告書は、旅行に関する環境問題を扱ったもので、この問題に対する連邦政府の政策方針について描かれている。
 旅行による環境への影響は、ドイツ国内で大きな問題となっている。観光地における下水問題、廃棄物騒音問題等の負担が挙げられる。また、旅行に伴う温室効果ガスの排出量は、1999年時点で、7460万トンである。
 ドイツは、1999年の時点で、1億5700万人が、国内・国外に旅行へ旅行に出かけている世界一の旅行国家である。また旅行業界は、国内総生産の8%を占め、約280万人の雇用を生み出している重要な経済分野である。
 このような事情から、連邦環境省は、「旅行と環境」の分野に力を入れており、環境に優しい旅行商品の開発と需要を高めるために旅行業界と協力を進めている。その成果として、環境に優しい旅行商品への認証マーク「Viabono」が導入されている。【ドイツ連邦環境省】

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