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環境ニュース[海外]

地域レベルの家庭用ソーラーシステム導入を支援

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2002.05.02 【情報源】カナダ/2002.04.22 発表

 カナダ連邦政府は、4月22日、キッシェナー、ウォータールー地域におけるソーラーハウスの設計と建築のため、102万カナダドル(約7800万円)を補助することを明らかにした。このプロジェクトは、カナダにとって、太陽光発電(PV)システムをコミュニティレベルで導入する初の試みとなる。
 キッシェナーのソーラーエネルギー会社 ARISEテクノロジー・コーポレーションが、プロジェクトの中心となり、8〜10軒の家屋に対し、45キロワットを規模のソーラーパネルを設計・装着する。プロジェクトは2年半の予定。パネルは配電網と連結され、余剰電力は電力会社に送電される。このプロジェクトによって、市場でPV技術が浸透し、他の地域にもプロジェクトが広がるような下地ができるよう期待されている。さらに、電力会社、金融機関、地方計画や条例の観点から見た、ソーラー発電の影響についても調査する予定である。
 なお、資金は、連邦政府の気候変動行動基金(Climate Change Action Fund: CCAF)と天然資源省から支出される。【カナダ連邦天然資源省、カナダ連邦環境省】

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