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環境ニュース[海外]

生物多様性条約、Rio+20の成果文書は「持続可能な開発における生物多様性の重要性」を認識と評価

自然環境】 【掲載日】2012.07.09 【情報源】国連/2012.06.22 発表

 国連持続可能な開発会議(Rio+20)において、各国首脳は成果文書「The Future We Want(我々の望む未来)」を採択し、その中で、持続可能な開発を確保するうえで生物多様性が果たす重要な役割を認識し、生物多様性条約(CBD)の実施にさらに努めるよう呼びかけた。またこれに関連して、2010年の第10回CBD締約国会議(於:名古屋)で採択された2011-2020年生物多様性条約戦略計画とそこに掲げられた20の愛知目標を達成することの重要性を改めて確認した。成果文書はさらに、名古屋議定書という、遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する新たな議定書が採択されたことにも触れ、締約国に対し、その早期発効に向けて批准又は加入するよう促した。また、金銭的資源の必要性を認識し、資源動員戦略に歓迎の意も表している。
 ディアスCBD事務局長は「この文書は、生物多様性持続可能な開発の不可欠な要素であり、CBDが生物多様性の保護にとって必要なツールであることを示すもの」と評価している。【生物多様性条約事務局】

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