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環境ニュース[海外]

アメリカとカナダのクリーンエネルギー対話が第二段階へ

エネルギー】 【掲載日】2012.07.06 【情報源】アメリカ/2012.06.21 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)とカナダ環境省は、クリーンエネルギー技術の推進を目指して両国が行うクリーンエネルギー対話(CED)に関し、「第2期行動計画」を発表した。新計画では、1)炭素回収貯留技術、2)より効率的でクリーンなスマート送電網構築、3)クリーンエネルギーの研究開発促進に、両国共同で取り組むとしている。特にエネルギー効率の向上を目指し、それぞれ有望な技術や実務の取り込みを促進する。
 DOEのチュー長官は、「両国は、新しいクリーンエネルギー技術の開発と実用化を支えるために、不足する技術の手当てに引き続き共同して対応する」としている。
 CEDは、温室効果ガスの削減と気候変動対策としてのクリーンエネルギー技術の開発促進を目指し、2009年にアメリカのオバマ大統領とカナダのハーパー首相によって開始された。これまでに、CEDを通じ、石油増進回収に使用されたCO2の安全かつ恒久的な貯蔵を目指すウェーバーンCO2監視貯留事業や、CO2の貯留が可能な地層を示す初の北米炭素貯留地図の作成が実施されている。第2期計画では、CO2の恒久的な地層貯留に向けた共同事業、洋上再生可能エネルギー施設に関する両国規制当局の明確化、電力貯蔵技術のさらなる調査などが予定されている。【アメリカエネルギー省】

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