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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁の「責任ある電気製品処分」プログラム下で、電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン社の冷蔵庫処分が100万台に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.06.07 【情報源】アメリカ/2012.05.24 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は2012年5月24日、電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)が、環境上利用可能な最善の方法で100万台目の冷蔵庫を処分したと発表した。SCE社は「責任ある電気製品処分(RAD)プログラム」をEPAと共に創設した会社の一つであり、2012年エネルギースター持続的優秀賞(Sustained Excellence award)の受賞者でもある。1994年以来、同社の電気製品リサイクルプログラムにより、顧客から35ドルで古い非効率な冷蔵庫・冷凍庫を回収し、適切に処分・リサイクルすることで、有害なオゾン層破壊物質17万7000ポンド超、二酸化炭素約390万トンの大気中への放出を防止するとともに、10億ドルのエネルギー費節減を実現した。同社は今回の達成に協力した顧客への謝意として、エネルギースター認定の冷蔵庫が当たるくじを実施している。エネルギー効率の高い冷蔵庫等への交換を進めることで、RADプログラムに参加する電力会社は、電力需要の抑制、消費者の電気料金削減、発電所新設の環境・財政コストの回避等を図ることができ、エネルギー効率目標の達成に近づけるという。【アメリカ環境保護庁】

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