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環境ニュース[海外]

ヴァルストロム環境委員ワシントンを訪問 気候変動でハイレベル会合

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.04.26 【情報源】EU/2002.04.19 発表

 EUのヴァルストロム環境委員は4月22日から25日の日程でワシントンを訪問する。今回の訪問では、アメリカの環境当局の他、市民団体、民間部門、学者の代表とも会談する。23日には、EU−アメリカ気候変動ハイレベル代表者会談の初会合が開催される。
 ヴァルストロム環境委員がアメリカ側に伝えようとしているテーマは以下の通りである。
気候変動
−EUは気候変動につき多国間アプローチを通じて対処する。アメリカとは対話の用意があるが、合衆国の参加、不参加にかかわらず、EUは京都プロセスを通じてリーダーシップを発揮する。
−過剰な経済的負担を伴わない気候変動対策の可能性について。
−2月14日のブッシュ大統領の提案については、さらなる行動を要求する。
ヨハネスブルグ・サミット
−ヨハネスブルグでは実施のギャップを扱わなければならない。アジェンダ21を実行可能にする資金を確保しなければならない。
−EUとアメリカの協働。特に水資源、持続可能な開発のためのエネルギー、ガバナンス問題などでの協力を期待。
●環境と健康
−子供の環境と健康にプライオリティを置く。特定の環境リスク(ぜん息、化学物質、環境ホルモンなど)に対する子供の曝露モデルの開発などに取り組む。
−欧州委員会とEPAとの情報交換や協力体制を確立する。
【欧州委員会環境総局】

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