ドイツ、改正化学物質法が施行

　ドイツ連邦環境省は、CLP規則の国内実行の前提条件を取り入れた改正化学物質法が施行したことを公表した。2008年末に承認されたCLP規則は、危険な化学物質の分類と表示に関して、国連の世界調和システムに基づいた供与を規定したものである。直接効力を持つEU法として、CLP規則は国内法への転換は必要ではなかったが、ドイツ化学物質法への適用を通じて、ドイツ国内でのCLP規則の効果的な利用の法的前提が作られ、所轄官庁が確定され、不要となる規定が撤廃される。CLP規則は、2015年までの期間が移行期間として設定されており、既存の化学物質法の一部が、オプション、または義務的に継続される。そのため、両システムが摩擦なく共存するために、既存の化学物質法の透明性の維持と適用の必要性が生じている。【ドイツ連邦環境省】