ドイツ、電力網の拡張・最新化を目的とした審議会を設立

　ドイツ連邦経済省は、審議会「持続可能な電力網」を設立したことを公表した。審議会の役割は、電力網の拡張や最新化に関する重要な問題を審議することである。連邦議会における各政党のエネルギー・経済政策担当議員やエネルギー法、エネルギー経済、エネルギー技術における学者、関連業界団体などの代表者が参加する。ホーマン事務次官は、「再生可能エネルギーの時代の到来は、再生可能エネルギーの拡張に適した電力網の拡張によってのみ成功する。この審議会に、経済界、環境保護団体、連邦州など全てのステークホルダーが参加しており、プラットフォームとしての機能も果たす」とコメントした。審議会メンバーは、ホーマン事務次官に対し、この審議会を成功に導き、電力網の拡張と最新化における社会的合意を生み出すために支援を要請した。【ドイツ連邦環境省】