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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、グリーンパワー・コミュニティー・チャレンジの初回優勝者を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.10.13 【情報源】アメリカ/2011.09.27 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、再生可能エネルギーによる電力(グリーンパワー)の使用量を自治体ごとに競う「グリーンパワー・コミュニティー・チャレンジ」の初年度2010年の優勝者が、ワシントンD.C.とメリーランド州ブルックビルであると発表した。ワシントンD.C.は、年間のグリーン電力使用量が最も多く、7億7200万キロワット時超を使用した(電力使用量全体の8%)。またブルックビルは、総電力使用量に占めるグリーン電力の割合が最も高く、45%がグリーン電力由来のものである。
 EPAが2010年9月に始めたこの取組は、市町村等の国内の自治体に、企業や住民とともに、風力、地熱、太陽エネルギーなど、再生可能資源により生み出されるグリーン電力の使用量を自主的に増やすよう促すもの。EPAは当初、グリーン電力使用量を全体で年間18億キロワット時まで伸ばすことを参加自治体の目標に掲げてこの取組を開始したが、現在、これら自治体のグリーン電力使用量は33億キロワット時を超えるまでになった。これは28万4000世帯超の電力使用による二酸化炭素排出を削減するのに等しいという。ジーナ・マッカーシーEPA副長官は「グリーンパワー・コミュニティー・チャレンジにより、コミュニティーの規模に関わらず、企業や住民の団結力を利用して、環境によい、大きな成果を達成できることが証明された」と語った。【アメリカ環境保護庁】

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