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環境ニュース[海外]

バイオディーゼル・バス事業を支援

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.04.03 【情報源】カナダ/2002.03.25 発表

 カナダ政府、ケベック政府及びモントリオール交通協会(STM)等は、バイオディーゼル燃料を活用した「バイオバス」プロジェクトを1年間にわたって実施すると発表した。モントリオールのダウンタウンで、STMのバス155台を使ってバイオディーゼルの実証試験と影響評価を実施する。
 プロジェクトは、カナダ再生燃料協会(CRFA)とケベック商業文化プロデュース連盟(FPCCQ)のイニシアティブによるもの。バイオディーゼル燃料が実際の生活条件で、特に寒い天候のもとで使用できるか、実用的な経験を得ることを目指す。また、STMのような大規模な交通会社で供給が可能か実証する。さらに、食品規格を外れた植物油や動物性脂肪をリサイクルしたバイオ燃料について、経済面、環境面での影響も評価することとしている。
 実際に使用される燃料は、普通のディーゼル燃料に、バイオディーゼルを5%または20%混入したもの。期間は、2002年3月から2003年3月までの1年間を予定している。なお、事業予算は130万カナダドル(1億400万円)を超えるが、カナダ政府が財政的に支援する。【カナダ連邦天然資源省、カナダ連邦環境省】

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