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環境ニュース[海外]

ラムサール条約、愛知ターゲット実現のため生物多様性事務局と連携強化

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.10.04 【情報源】その他/2011.09.19 発表

 ラムサール条約のアナダ・ティエガ事務局長は、生物多様性条約(CBD)との連携強化の一環として、カナダのモントリオールにあるCBD事務局を訪問し、2012年に両条約がそれぞれの締約国会議に提出する新たな両条約間の新作業計画を決定した。ティエガ事務局長の訪問は、2011年9月4日にスイスのシャトー・ボセーで開かれた生物多様性連絡グループ(BLG)の会合に続いて行われたもの。
 ティエガ事務局長は、CBD事務局で、生物多様性、水、湿地の間の相互関係についてコメントし、生物多様性と水とは相互に不可欠であり、さらに水を守ることは湿地のみならず森林政策や森林保護とも切り離すことができないとして、関係者の協力の重要性を述べた。
 また、生物多様性条約が実施している「都市と生物多様性」という画期的な取組を称え、ラムサール条約でもこのアプローチをとり、地方との連携を図りたいとの考えを示した。ジョグラフCBD事務局長も、愛知ターゲットの実現のためには生物多様性関連条約の協同が不可欠とし、それが両条約間の作業計画の理念であると述べた。【生物多様性条約(CBD)事務局】

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