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環境ニュース[海外]

「オートバイと環境」シンポジウム開催

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.09.25 発表

 ドイツ国内のオートバイ保有台数は、過去10年間、2倍以上に膨れ上がり、増加分の大半は、10年ないし15年前の古い排ガス削減装置を装備している。このため、オートバイからの著しい環境負荷の増大が懸念されている。
 こうした状況の下、連邦環境省は、シンポジウム「オートバイと環境」を開催した。シンポジウムでは、古いオートバイに、有害物質削減装置を装着すること等、現在の技術水準で、オートバイからの環境負荷を十分削減できることが明らかにされた。
 政府は、これを受けて、企業側の努力の重要性を説くほか、政府側としても、来年、排出と税額に相関性をもたせた、二輪車に対する新たな自動車税を導入することを予定している。
 さらに、政府は、現在欧州委員会がオートバイからの排ガス限界値を引き下げるよう提案している。EUレベルでも、提案以上に厳格な排ガス削減策の実現を目指して、積極的に活動するとしている。【ドイツ連邦環境省】

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