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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、温室効果ガスインベントリ(1990-2009年)案に対するパブリックコメントを募集

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.03.02 【情報源】アメリカ/2011.02.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、アメリカの温室効果ガスの排出量と吸収量をまとめた年次報告書(温室効果ガスインベントリ報告書)の草案を公表した。連邦官報に公示後、30日間にわたってパブリックコメントを募集する。報告書によると、2009年の温室効果ガスの総排出量は2008年から6%減少し、CO2換算で約66億4000万トンであった。1990年比では7.4%の増加であるが、1995年以降の年間排出量の中では最も少ない。排出量の減少は経済全体にわたり燃料や電力の消費が減少したことに起因しているという。この報告書は、EPAが他の連邦機関の専門家と協力して作成したもので、パブリックコメントに対応後、最終的な温室効果ガス排出・吸収目録(インベントリ)が国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に提出される。気候変動がもたらすさまざまな問題に対する国際的な枠組みを定めた同条約では、インベントリの作成および公表が義務付けられている。アメリカは1992年に同条約を批准している。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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