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環境ニュース[海外]

ドイツ、「経済と政治の地球温暖化対策ダイアローグ(対話)」最終報告書が公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.02.21 【情報源】ドイツ/2011.02.07 発表

 ドイツ連邦環境省のレトゲン大臣と産業界代表者は、「経済と政治の地球温暖化対策ダイアローグ(対話)」の最終報告書を公表した。ダイアローグは、2009年12月、連邦環境省が、Allianz社、ジーメンス社、メトロ社、ヴィースマンヴェルク社と共同で開始したイニシアティブであり、大臣と工業団体、商業団体、経済団体の代表者によるトップ対談の他に、「建築物」、「金融経済」、「産業/商業」、「製造」の4つのワーキンググループが設置され、グループにおける議論や結論が最終報告書にまとめられている。ワーキンググループ「建築物」では、エネルギーに配慮した改修に対し、家主と賃貸人の双方にとって魅力ある投資の枠組みを作る必要性が強調され、助成条件の改善、法令の改正、エネルギーコンサルティングの基準といった具体的な提案が行われた。ワーキンググループ「金融経済」では、金融経済における温暖化対策ポテンシャルが示され、正しい枠組み条件に関する提案が行われた。ワーキンググループ「産業/商業」では、企業活動におけるエネルギー効率と資源効率のポテンシャルを活用する必要性が強調され、研究開発、エネルギー効率対策の実行、企業が行う対策への助成に関する具体的な提案が行われた。ワーキンググループ「製造」では、製造業における温暖化対策の重要性が確認され、経済と政治の協力関係の構築によってのみ地球規模への課題に挑むことができることが強調された。【ドイツ連邦環境省】

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