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環境ニュース[海外]

イギリス、鉄道、電力、高速道路などインフラ組織の気候変動適応報告書を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.02.16 【情報源】イギリス/2011.01.28 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省は、ネットワーク・レール社、ナショナル・グリッド社、高速道路局を含むインフラ運営組織7団体が策定した気候変動適応報告書を公表した。これらは、気候変動法に基づき策定されるもので、国家の重要なインフラ運営を担う団体が、気候変動を要因とするリスクと好機を評価し対応することを目的にしている。ナショナル・レール社は、鉄道線路、駅、車庫への浸水の増加、高温による線路の座屈といった事象の発生を予想し、各路線における特殊な適応戦略を開発中である。また、ナショナル・グリッド社は、100年に1度の洪水に備え、発電設備の追加的な洪水予防対策を準備している。また高速道路局は、平均気温の上昇と異常気象が頻発により道路の劣化が促進されることを指摘、道路建設の際の基準変更等を述べている。環境省は、今後1年間に渡り、水道事業者、鉄道会社、主要高校、港湾当局、経済規制局など91組織から、同様の報告書の提出を受けることを予定している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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