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環境ニュース[海外]

ドイツ 環境問題専門家委員会が2050年までに国内電力100%を再生可能エネルギーで供給可能とする提言書を提出

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.02.14 【情報源】ドイツ/2011.01.26 発表

 ドイツの環境問題専門家委員会(SRU)は、レトゲン連邦環境大臣に、特別提言書「100%再生可能エネルギー電力供給への道」を提出した。この研究では、2050年までに国内の電力供給を100%再生可能エネルギーで供給することが可能であることを示している。レトゲン大臣は、「特別提言書は、持続可能なエネルギー・環境政策の議論に重要な貢献を果たすものであり、連邦政府の目標(2050年までに80%)は、達成可能であることを示している」とコメントした。特別提言書は、再生可能エネルギーによる100%の電力供給を可能にするための様々なシナリオを示している。特に、国内における発電量拡張戦略、デンマークやノルウェーとの連結、北アフリカとの連結といったバリエーションが研究されている。また、100%供給を達成するためには、再生可能エネルギー電力の発電量を拡張するだけでなく、エネルギー効率の向上と電力網と蓄電の容量拡張が重要であることを示唆している。
 SRUは、ドイツ連邦政府の諮問機関であり、4年に一度の包括的な提言書と共に、個々のテーマについて特別提言書や最新の環境政策に関する立場表明を作成している。【ドイツ連邦環境省】

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