イギリス、農業部門における温室効果ガス排出削減のための研究実施を公表

　11月3日、イギリスの環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、農業部門における温室効果ガス排出要因への理解を深めるための研究プロジェクトを開始したことを公表した。　
　イギリス国内で排出される温室効果ガスのうち、約8％が農業分野から排出されている。しかし、これらの排出量の算出方法は、様々な農法毎に異なり、革新的なアプローチや新政策の効果への考慮が欠けている。そのため、今回の研究により、これらの違いを理解し、農家に対し、排出削減により効果的に取り組む必要がある証明を示すことを目指している。
　研究予算は、1260万ポンドであり、DEFRA、及び地方分権政府によって拠出される。4年半の期間に複数のプロジェクトが実施され、16組織が参加する。【イギリス環境・食糧・農村地域省】