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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、中国とのクリーンエネルギー共同研究に2500万ドルを助成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.09.16 【情報源】アメリカ/2010.09.02 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、ミシガン大学とウェストバージニア大学が各々率いる2つのコンソーシアムに対し、クリーンエネルギー技術の研究開発のため、今後5年間に総額2500万ドルの助成を行うと発表した。この助成は、アメリカ・中国クリーンエネルギー研究センター(CERC)を通じて行うもので、アメリカ側では、この政府資金にコンソーシアム参加団体の資金2500万ドルを合わせ、総額5000万ドル以上を投じ、中国も5000万ドルを提供する(アメリカ政府の拠出金は、アメリカ側の研究にのみ用いられるとされる)。この資金により、ミシガン大学率いるコンソーシアム(ケンタッキー大学、GE、デュークエナジーなどが参加)は、次世代のクリーンコール技術、特にCO2隔離・貯留の新技術の開発と試験を行う。一方、ウェストバージニア大学率いるコンソーシアム(マサチューセッツ工科大学、GM、フォード、トヨタなどが参加)は、クリーン自動車の技術向上、特に電気自動車の開発に重点的に取り組む。両国は世界屈指のエネルギー消費国、温室効果ガス排出国であり、クリーンエネルギー経済への移行に大きな役割を果たすと期待される。中国の参加者については、今後数ヶ月以内に同国政府が発表する予定である。【アメリカエネルギー省】

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