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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁(EPA)、汚染浄化対策への市民参加を拡大

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.06.02 【情報源】アメリカ/2010.05.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害廃棄物による汚染に対し、その対策を決定するプロセスに地域住民が参加できるようにする取り組み「地域社会参加イニシャティブ」(CEI)の構想を立ち上げた。汚染地域の環境浄化、有害な物質・廃棄物の管理、緊急事態への備えと対応に関し、地域の住民に情報や機会を提供することによって、その意見や知見を政府の決定に反映させるもの。環境保護庁は、CEI計画をまとめ、そこでCEIの原則と目標を定め、そのための行動(透明性と協力体制の向上、地域社会への技術支援の強化、被害地域に対する環境問題の危険の説明等)を示している。EPAのプログラムの多くは州に委託されるため、この構想も今後は州や市町村の地方政府に協力を求め調整を行う。現在、CEI計画は公開され一般のコメントも受け付けている。計画の具体的内容については、地域や関係者の意見を踏まえて今後さらに検討される。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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