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環境ニュース[海外]

イギリス 国立公園等について 地球温暖化対策・生物多様性保全対策などの重要性を通知

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.03.29 【情報源】イギリス/2010.03.18 発表

 3月18日に、「国立公園とブローズに関する通知とビジョン声明」改訂版が発表された。今回、改訂されたものには、国立公園やブローズ(ブローズは国立公園には指定されていないが、それに準ずる地域として管理されている)について、影響を与える決定や政策を行う政府機関、地方自治体、公共団体などの政策ガイダンスが盛り込まれている。
 通知は、様々な問題に関する政府の見解を表し、法的に認められた権限をいかに行使するかについて説明する。今回の通知は、幅広い問題を扱っているが、特に重点的な分野として、地球温暖化対策、景観自然遺産の保護継続、利用可能な基金の活用方法、生物多様性の保全などが挙げられている。この内容は政府の政策に関する公式の声明だが、この通知自体には法的拘束力はなく、一般団体はこのガイドラインに従う義務はない。
 また、政府はイングランド国立公園管理局と共同して「国立公園とブローズのビジョン2030」を作成した。このビジョンは、国立公園で働き、暮らす人々や国立公園を訪れる人々が低炭素社会や持続可能なライフスタイルへの道を率先して歩む方法を示すもの。国立公園やブローズに関心のある人々の取り組みをつなぐものでもある。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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