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環境ニュース[海外]

イギリス 航空機を利用した公務出張でのカーボンオフセット対策を延長

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.01.29 【情報源】イギリス/2010.01.18 発表

 イギリス政府は、政府職員や公共機関の職員が、航空機を利用する際に排出されるCO2をオフセット(相殺)するための基金「政府カーボンオフセット・プロジェクト基金(GCOF)」の第2段階をスタートさせた。
 基金の第2段階では、2009年4月から、2012年3月までに排出されたCO2が対象となる予定だが、2013年3月まで延長される可能性もある。
 この基金では、政府各省庁や他の公共機関が、カーボンオフセットを実施するために、ゴールド・スタンダード、あるいは同等のレベルの認証を受けた排出削減クレジット(クリーン開発メカニズムに基づくクレジット)を購入することを奨励する予定。
 エネルギー・気候変動省のラドック閣外大臣は、基金の第2段階がスタートしたことについて、航空機を利用した公務のCO2排出対策について、政府の約束を示すものだと歓迎している。
 なお、イギリス政府では、地球温暖化対策について、まずはCO2排出量を算定すること、次いで、排出を抑制すること、排出を削減すること、そして最後に、カーボンオフセットを検討すること という優先順位を定めている。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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