ICLEI＆UNEP　地方自治体の地球温暖化対策で協力強化

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.12.25 【情報源】国連／2009.12.14 発表

　「持続可能性をめざす自治体協議会（ICLEI）」と国連環境計画（UNEP）は、ドイツのボンに「地方の地球温暖化対策と報告に関するボンセンター：Carbonn」を開設した。
　Carbonnでは、地方自治体による地球温暖化対策などの報告を支援。温室効果ガス削減に関する約束や対策、プログラム、実績を比較できるようにする。また、基準の策定に重要な役割を果たすとともに、地方のCO2排出勘定や報告に関するガイダンスを提供していく予定である。
　UNEPとICLEIでは、Carbonnにより、低炭素自治体づくりに協力するとともに、UNEPの気候中立ネットワーク（CN Net）への地方自治体の参加を促進していくとしている。
　なお、ICLEIでは、これまで17年間にわたって、地方自治体の地球温暖化対策を支えてきた。現在、ICLEIの「気候変動防止都市プログラム（CCP）」には、世界中の地方自治体1100カ所以上が参加している。【UNEP】