一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

国際山岳年スタート 認定事業115件に

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2002.02.12 【情報源】フランス/2002.02.01 発表

 2月1日、シャンベリーにおいて、フランスは国際山岳年(AIM)の開始を表明した。国際山岳年は、国連の決議(1998年11月10日)に基づいている。地球上のそれぞれの山岳地域が果たす、社会的、経済的、環境的、遺産的な役割の重要性について、国際的に意識を高めることを目指している。
ヨハネスブルグで開催される「持続可能な開発 世界サミット(リオ+10)」も、山岳地域の発展に特別な意味を持つ機会となる。
 フランス環境国土整備大臣のイヴ・コッシェ氏は、国際山岳年の行事として、先進的なプロジェクトを募集し認証すると、2001年10月3日に発表している。AIMのウェブサイトには地方公共団体、企業、各種団体から300件もの申請があった。全国委員会の審査の結果、このうちの115件のプロジェクトが認証を受けた。プロジェクトは、文化分野(28件)、経済分野(22件)、環境とリスク予防(23件)、社会(18件)、スポーツと観光(19件)、国際(5件)という6分野に分けられている。具体的には、「廃棄施設: "山岳景観をきれいにしよう "啓蒙キャンペーン」、「山頂部への集合輸送の実験(バロンデヴォージュ地方自然公園)」、「ピレネー山脈を馬で行くエコツーリズム」、「欧州の国立公園と保護種の交流」などの取組がある。【フランス産業開発局(DATAR)】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク