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環境ニュース[海外]

気候変動対策プロジェクトに約6000万円支出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】カナダ/2000.09.26 発表

 カナダのアンダーソン環境大臣とグッデール天然資源大臣は本日、気候変動行動基金(Canada’s Climate Change Action Fund;CCAF)から、11の気候変動対策プロジェクトに806、000加ドル(約6000万円)を新たに支出することを表明した。
 プロジェクトは温室効果ガス削減のために必要な情報提供や様々な支援措置からなっており、具体的にはノバ・スコシア州の学生による自動気象観測装置の開発、気候変動や省エネに対する啓発を目的としたラジオ放送、住居の省エネ化を促進するためのアドバイスを行なう「環境大使」のトレーニングなど。
 天然資源大臣は声明の中で、技術革新が温室効果ガス削減に果たす役割は大きい、と述べたうえで、今回の出資によって(技術革新に伴う)ビジネスチャンスも増えることが期待されるとしている。
 CCAFは、NGO、研究機関等が行う気候変動プロジェクトを支援するための基金で、1998年に導入され、総額は1億5000万加ドル(約111億円)に及ぶ(3カ年)。なお、2000年度予算でさらに基金を3カ年延長することが決定されている。
 カナダ政府はこれまでに気候変動行動基金を通じて137の環境教育その他のプロジェクトに約1600万ドル(約12億円)を出資している。【カナダ環境省】

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