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環境ニュース[海外]

新低公害型燃料 PuriNOxの環境リスク評価

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.01.10 【情報源】フランス/2001.12.20 発表

 化学物質環境毒性評価委員会は、9月13日に、ディーゼル車両向けの低公害型燃料PuriNOxの環境リスク評価について答申している。PuriNOxは、軽油に水、界面活性剤を混ぜた新燃料。
 実験の結果、NOx排出量が9〜14%減少するとともに、粒子状物質も20〜34%減少した(最高値は触媒パーツがある場合、最小値は無い場合)。一方、炭化水素、ベンゼンアセトアルデヒドホルムアルデヒドについては、排出が増加した。ただし、炭化水素については、アメリカのディーゼル車両に適用される排出規格を下回り、また、ホルムアルデヒドについてもアメリカの清浄燃料自動車プログラムの上限値以下であった。
 答申では、PuriNOxを、ディーゼルに最大10%混入しても、ヒトや環境に対して、許容できないようなリスクは生じないとしている。【フランス環境・国土整備省】

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