世界の青年リーダーが環境問題で提言

　世界16カ国から青年リーダーがナイロビに集まり、第25回UNEP管理理事会・グローバル閣僚級フォーラムに向け、環境問題への取組みについて将来世代のビジョンをあらわす「勧告」を発表した。
　これは意思決定に青年を参加させるUNEPの戦略の一部で、青少年向けの環境プログラム「トゥンザ」を通じて実施された。青年リーダーらは、世界で青少年は約30億人おり、多くの若者の声を伝えて、より存在感を示す必要性があること、また、12月にコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議に向け、若者が大きな役割を担っていることなどを強調した。
　同会議に向け、気候変動問題を重視するよう政治家に働きかけていきたい　とする若者もいた。【ＵＮＥＰ】