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環境ニュース[海外]

EU 環境分野の新たな補助制度「LIFE+」の対象事業143件を承認

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2008.11.07 【情報源】EU/2008.10.28 発表

 欧州委員会は、2007年から2013年までの「LIFE+」補助制度の対象となる事業を承認した。LIFE+は、EU加盟国27カ国における、自然保護、環境政策、情報・コミュニケーション事業を財政的に支援する制度である。LIFE+には3つのカテゴリーがあり、詳細は以下のとおり。
(1)LIFE-自然・生物多様性:EUの自然保護区ネットワーク「ナチューラ2000」や野鳥指令(79/409/EEC)・生息地指令(92/43/EEC)の実施、生物多様性の保全等を支援する。今回は58件の事業に対して、9400万ユーロを補助(事業費総額は1億6500万ユーロ)。
(2)LIFE-環境政策・ガバナンス:革新的な政策構想、技術、措置、手法の開発に寄与するパイロット事業に対して支援がなされる。廃棄物・天然資源、気候変動、水、都市環境、土壌、騒音、森林、化学物質などの分野が対象。今回は74件の事業に対して、8400万ユーロを補助(事業費総額は1億8500万ユーロ)。
(3)LIFE-情報・コミュニケーション:情報の普及、環境問題への関心を高めること、森林火災予防のための訓練と意識向上に関する事業について支援される。今回は、11件の事業に対して、約800万ユーロ以上を補助(事業費総額は約1600万ユーロ)。【欧州委員会環境総局】

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