第15回NAFTA環境協力委員会を開催

　アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国の環境閣僚が参加し、第15回NAFTA環境協力委員会（CEC＊）が開催された。
　EPAのジョンソン長官、カナダのベアード環境大臣及びメキシコのケサーダ環境・天然資源大臣は、2010～2015年を対象とする新たなCEC戦略計画の策定に当たって、共通の優先課題を選定すべく話し合いを実施。環境面での成果、市場ベースでの進展という2点を引き続き重視することを約束し、北米諸国にとって、今後数年の間に課題やチャンスとなる環境問題を見出すため、検討を進めることとした。
　また、北米での海洋の生物多様性を保護すべく、海洋保護区のネットワークを通して、3カ国間の協力を継続していく方針を正式に承認した。
　さらに、自動車産業分野における「グリーン・サプライ・チェーン」パートナーシップを打ち出した。【ＥＰＡ】