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環境ニュース[海外]

ドイツ環境大臣 生物多様性条約締約国会議に向けてコメントを発表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2008.05.21 【情報源】ドイツ/2008.05.14 発表

 生物多様性条約締約国会議の開催を前に、ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、5月14日、コメントを発表した。
 「2010年までに生物多様性保全に向けた世界的な基盤を構築できるのか、それとも、約190カ国が一つの条約に署名したことに価値が無いとするのか、世界は、今、岐路に立っているといえよう。効果的な対策を承認し、種の絶滅を食い止めるために、会議を活用しなければならない。
 会議では、遺伝資源へのアクセスとその利用から生じる利益の公正・衡平な配分の前進が重要な議題の一つとなっている。ドイツとヨーロッパは、途上国バイオパイラシー生物資源を巡る盗賊行為)から保護するための強力なパートナーであり、2010年までに、この問題に関する国際ルールを規定することを望んでいる。
 また、地球規模での多様性保全のために、財源調達を改善することも重要なテーマであり、資金流動化のための野心的な戦略を承認することが目標となる。また、山岳部や海洋を含む保護地域の世界的なネットワークの構築もドイツの最大の関心のひとつであり、ドイツは、今後2年半にわたる生物多様性条約議長国の立場を利用し、取組みを進めていきたい。【ドイツ連邦環境省】

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