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環境ニュース[海外]

オランダ政府 住宅やビルの省エネに向け 業界団体と協定を締結

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2008.02.07 【情報源】オランダ/2008.01.23 発表

 オランダ政府とエネルギー、建設関係の業界団体は、1月23日、住宅や建物の省エネを促進する協定「少ない努力で多くを(Meer met Minder)」を締結した。
 「少ない努力で」とは、住宅所有者や賃借人ができるだけ簡単な方法で、追加的な負担も無く、省エネに取り組むことを目指す意味。2020年に、既存の240万件の住宅・建物で、エネルギー消費量を30%節約することを目標とする。省エネ対策への投資コストは、エネルギー代の節約で取り戻すことができるが、住宅所有者やビル所有者は行動を起こすか悩む必要はない。新たな制度は、一つの行動で、根本的な省エネに簡単に取り組むことができるよう状況を変革する。この制度に参加する建物所有者は、財政的メリットのある一連の対策パッケージを受け取ることができる。また、個別の状況に応じたアドバイスやサポートを受けることもできる。
 また、「少ない努力で多くを」というアプローチをテストするため、パイロット事業を開始する。2008年は、20件のパイロット事業が実施される(約1万件の建物が対象)。
 今回の協定は、フォーヘラー大臣(住宅・コミュニティ・統合担当)、クラーマー大臣(環境・国土計画担当)、ファン・デル・フーフェン大臣(経済担当)と、エネルギー事業連盟、インフラ・建設業連盟、電設業協会等との間で調印された。【オランダ住宅・国土計画・環境省】

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