一般財団法人環境イノベーション情報機構
遺伝子組換作物屋外試験の安全策強化
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.11.21 【情報源】オランダ/2001.11.05 発表
オランダ住居・国土計画・環境省のプロンク大臣は、遺伝子組換作物の屋外試験の際に、安全面のチェックを行う「屋外試験コーディネーター」を任命するよう、企業側に求めていくことを明らかにした。具体的には、次回の「遺伝子組換体デクレ(the Genetically Modified Organisms Decree)」改正の際に、「屋外試験コーディネーター」の義務付け規定を追加するとしている。また、同大臣は、2000年の屋外試験の実施状況に関する報告書「屋外試験監督レポート2000」も議会に提出した。報告書によると、屋外試験の際の法令の遵守状況は、中程度から比較的良好という範囲に収まっているという。
なお、オランダの遺伝子組換作物の屋外試験は、1999年には59ヵ所で実施されていたが、2000年には32ヵ所、2001年には12ヵ所(10月半ば現在)に減ってきている。
【オランダ住宅・国土計画・環境省】
(英語版プレスリリース)