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環境ニュース[海外]

EPA 自主的な温暖化防止プログラムに関する年次報告書を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.11.15 【情報源】アメリカ/2001.11.05 発表

 11月5日、EPAは、エネルギー・スター・プログラムなど自主的な温暖化防止プログラムに関する2000年の年次報告書「パートナーシップのパワー:エネルギースター、その他の自主的プログラム(The Power of Partnerships:ENERGY STAR and Other Voluntary Programs)」を公表。同報告書では、パートナーシップの成果や、2001年以降の目標の概要などが示されている。
 EPA気候変動プログラムは、「エネルギー・スター・プログラム」、「メタン・プログラム」、産業界とのパートナーシップに基づく「環境管理プログラム(Environmental Stewardship Programs;アルミニウム産業自主的パートナーシップやPFCs排出削減パートナーシップなどの事業がある)」などで構成されている。こうしたプログラム全体で、温室効果ガス3,500万トン(炭素換算)を削減した結果となり、これは、およそ2500万台の自動車の排気分に相当する。
 自主的プログラムによるエネルギー節約は、1995年の60億キロワット時から、2000年の740億キロワット時に増えた。特に、エネルギー・スタープログラムは、1,000万台以上の自動車の排気分に相当する温室効果ガスを削減し、同時に50億ドル(約6,000億円)の節約につながったという。
 さらに、2001年以降の目標として、より多くの種類の建物に対するエネルギー・パフォーマンス評価、パートナーシップの活用促進、クリーンでより効率的なエネルギー供給技術の利用などが上げられている。また、2010年までに、CO2以外の温室効果ガスの費用効率的な削減量を2倍にすることも目標となっている。【EPA】

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