EU新議長国ポルトガル　エネルギー効率化など重点に

　EU議長国は、7月1日以降、ドイツからポルトガルに変わった（半年ごとの輪番制でEU加盟国が担当）。
　ポルトガルのソクラテス首相は、6月27日、議長国としての重点課題について演説。新しいEU基本条約の早期採択、EU経済・社会の近代化などを重点課題に掲げた。
　環境関係の重点課題としては、同首相は、エネルギー効率化に着目した、エネルギー技術行動計画に関する議論を開始すること、バイオ燃料に関してEUとブラジルとの連携を強化すること、ポスト京都議定書体制に関する議論のためのEUのポジションづくりを進めることなどを挙げている。【ＥＵ議長国ポルトガル】