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環境ニュース[海外]

「紅茶を入れるのにも一工夫」キャンペーン

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2000.11.20 発表

 イギリスは世界に知られた紅茶(コーヒーも)の国だが、イギリス環境省は、地球温暖化防止のため、紅茶を入れるのにも省エネに心がけようと訴えた。
 イギリスでは、毎日、229万杯の紅茶、コーヒーが飲まれており、これはオリンピックプール22杯分に相当する。もしも、やかんにお湯を沸かす際に必要な量の水だけを入れるようにすれば、お湯を沸かす時間を90秒短くすることができ、省エネルギーにつながる。小さな取組だが、こうした行動が気候変動の影響を緩和することになる。また、同時に、家庭の支出の削減にもつながる。1週間必要なお湯だけを沸かすように心がけるだけで、一般家庭の照明1日分又はテレビ26時間分のエネルギーを節約することができるという。
 イギリスでは、「やるべきことをやっていますか?(are you doing your bit?)」キャンペーンが、政府のバックアップにより進められており、今回の提案もこのキャンペーンの一環として行われた。「やるべきことをやっていますか」キャンペーンは、次の4分野に重点を置いている;(1)移動手段を変え、地域の環境汚染を減らそう (2)エネルギー効率を上げ、地球温暖化防止 (3)節水 (4)ゴミの削減。
 キャンペーンでは、著名なコメディアンやDJ、ボクサーがテレビを通じて取組を呼びかける広告なども行っている。【イギリス環境・運輸・地域省】

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