中国が2007年国家新段階自動車排気ガス規制実施を計画

　国家環境保護総局によると、中国は2007年と2010年にそれぞれ国家第3、第4フェーズの自動車排気ガス規制基準を実施する。計画に基づいて2つの基準を実施すると、2008年から2012年まで、道路上の車両だけで窒素酸化物排出量180万トン、炭化水素の220万トン、一酸化炭素1600万トンを減少させ、社会に大きな環境効果に与え、さらに技術的レベルアップを推進し、国際的先進水準との差を短くして国際競争力を増強し、関連製品の輸出に役立つ。
自動車汚染物排出基準の公布と施行による中国の自動車汚染対策は80年代に始まる。1999年、国家環境保護総局は車用ガソリン有害物質規制基準とユーロ1号とユーロ2号の排出規制に相当する国家第一フェーズ、第二フェーズの軽自動車・大型車用圧燃式エンジン排気ガス汚染物排出基準を制定し、中国の自動車汚染物排出基準の規制水準が20年前進したとされる。【中国国家環境保護総局】