中国　解振華が第20次局長実務会議を主催

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国／2005.10.28 発表

　国家環境保護総局の解振華局長は10月27日、第20回局実務会議を主催した。会議では「第11次5ヵ年計画全国環境保護法制整備計画」「環境影響評価法（修正提案）」「環境保護総局建設事業環境アセスメント評価文書審査手順」などが審議・決定された。また呉暁青氏が国家環境保護総局副局長に任命され、汪紀戎氏が同職を免職となった。呉暁青氏が科学技術司と生態司を、また張力軍氏が汚染規制司、環境監査局、機関服務局を担当することとなった。
　会議では環境法制整備計画について、第10次5ヵ年計画中、中国全国の環境保護事業において一定の進展があったものの、いまだ現在の問題に十分対応できているとはいえないとした上で、第11次5ヵ年計画において環境保護法の充足、関連法規の制定、法律の運用力強化、法律の適時修正、国際環境条約履行のための関連法律制定、有効な管理モデルの規範化・制度化・法制化、地方環境法の制定推進などを環境部門立法の主要な任務であるとしている。また、立法作業の順調な進展のために、十分な経費を投入し、市民参加の道を作り、専門家の意見を取り入れる必要があるとしている。【中国環境報】