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環境ニュース[海外]

イギリス 動物福祉法を施行

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2007.04.20 【情報源】イギリス/2007.04.04 発表

 イギリスで4月6日の動物福祉法施行を前に、4日、王立動物虐待防止協会(RSPCA)の動物病院にて、ガーディナー大臣らと共に同法を歓迎・支持する行事が開催された。
 家畜以外の動物に、福祉に関する要求事項を導入したのは同法が初めてであり、ペットを買ったり懸賞で当てたりできる年齢も16歳に引き上げられた。
 また、ペットの飼い主の「世話をする義務」が明文化され、飼い主は以下の5つの条件を提供するよう求められる。
(1)適切な住環境
(2)適切な餌と水
(3)その動物にとって普通の行動がとれる環境
(4)その動物に適した方法での飼育(他の動物と共同飼育、あるいは隔離して飼育)
(5)苦痛やケガ、病気からの保護
 動物に不必要な苦痛を与えたり、動物同士を戦わせたりすることは引き続き犯罪となるが、これについては21世紀の状況に適した法の見直しがなされている。
 今後、政府は、ドッグレースのグレイハウンド犬や、移動サーカスで使われている野性動物について、より詳細な法律を策定する予定。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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