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環境ニュース[海外]

フランス サーカス興行に関する規則への注意を喚起

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.03.12 【情報源】フランス/2007.02.26 発表

 フランスのオラン エコロジー持続可能な開発大臣は、1月のサーカス管理者の有罪判決を受けて、サーカス興行に関する規則に注意するよう呼びかけ、また、その改正の方針を明らかにした。
 野生動物を使うすべてのサーカスは、活動実施のために、知事が発行する開業認可を得なければならない。この認可は、ショーや動物等について、施設の適切な機能に関する指示を示す。認可は基本的に、動物を取り扱う条件や、職員や観客の事故を予防する対策に関するもの。認可に当たっては、野生動物種ごとに取り扱い能力のある証明書を有する者1名を置くことが条件となる。
 また、事業者と動物保護団体との妥協点を見つけるべく、同省の担当者は、サーカスの機能について定める1978年8月21日付けの2つの省令の改正に向け、長い間作業を進めてきた。
 これについて、オラン大臣は、サーカスでのサイ、カバ、キリンの利用を禁止することを考えている。このような施設でこれらの種を飼育するためには、困難な条件が必要となる。
 この他、大臣は、動物を生涯、追跡できるよう全てマークをつけること、また、動物の飼育条件を改善することも希望している。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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