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環境ニュース[海外]

ワシントン条約事務局 締約国会議の準備を進める

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.03.08 【情報源】国連/2007.02.23 発表

 ワシントン条約CITES)事務局は、野生生物の取り引きに関するルールを改正しようとする各国の提案について、予備的な科学技術評価を公表する。
 各国からは現在40件ほどの提案がなされているが、これらの提案は、6月3〜15日にオランダのハーグで開催されるワシントン条約締約国会議で可決または否決される。
 野生生物の国際取引は、数十億ドル規模の巨大なビジネスとなっている。適切な規制が行われなければ、生息地の消失といった要因と相まって、絶滅の危機に瀕している種を追い詰めるおそれがある。
 ワシントン条約では、野生生物種を3つのカテゴリー、すなわち、附属書I(商業目的の国際取引を原則禁止)、付属書II(国際商取引が認められるが、許可が必要)、付属書III(各国の国内で保護されている種で、他国に取り引き規制への協力を呼びかけることができる)に分類して、規制している。
 現在、付属書には動物約530種・植物約300種、付属書IIには動物約4460種・植物28000種、付属書IIIには約290種が登録されている。【UNEP】

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