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環境ニュース[海外]

自動車の燃費、20年間変わらず

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.12.15 発表

 EPAは、2000年モデルの新車の平均燃費は1ガロン当たり24.0マイル(38.6km)で、1980年代から20年間、依然低いレベルのままであることを明らかにした。その理由は、軽トラック(スポーツ・ユーティリティー車、バン、ミニバン、貨物トラック)の燃費が悪く、これがアメリカの軽自動車市場の半分近くを占めているからである。2000年モデルの平均燃費は、それぞれ、スポーツ・ユーティリティー車が20.0mpg、貨物トラックが20.1mpg、バンおよびミニバンが22.5mpgである。2000年モデルの自動車の平均は、28.1mpgである。すべての製造者が平均燃費を1ガロン当たり3マイル(4.83km)向上させれば、消費者は、燃料費を年間250億ドル(2兆7500億円)節約することができる。また、CO2の排出も年間1億4000万トン減少し、毎日100万バレルの石油を節約することができる。
 EPAおよびエネルギー省は、最近、2001年モデル年間燃費ガイド(the 2001 Model Year Fuel Economy Guide)を公表した。これは、新車に関する実際の燃費に関する情報を提供している。【EPA】

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