一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

自動車燃費 過去21年間で最悪に

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.10.15 【情報源】アメリカ/2001.10.04 発表

 2001年モデルの自動車の平均的な燃費は1ガロン当たり20.4マイルと、ここ21年間で最悪であることが、EPAの“燃費トレンド報告”(EPA Fuel Economy Trends Report (1975-2001))によって明らかになった。これは、比較的燃費の悪い軽量型トラック(スポーツ・ユーティリティー車、バン、ミニバンおよびピックアップ・トラック)が増加したためである。
 2001年モデル車全体の燃費の平均が、1ガロン当たり24.2マイルであったのに対し、軽量型トラックの燃費は、1ガロン当たりそれぞれ、スポーツ・ユーティリティー車が17.2マイル、ピックアップ・トラックが16.5マイル、バンおよびミニバンが19.3マイルであった。なお、過去の燃費のピークは、1987年、1988年で、1ガロン当たり22.1マイルであった。
 燃費が、1ガロン当たりあと3マイル向上すれば、消費者は燃料費として1年間に約250億ドル(3000億円)節約することができ、年間1億4000万トンのCO2排出を削減することができ、さらに1日当たり100万バレルの石油輸入を削減することができる。
 なお、2002年モデル車に関する燃費ガイド(Fuel Economy Guide for new 2002 model year vehicles)は、EPAおよびエネルギー省から近々に公表される予定。【EPA】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク