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環境ニュース[海外]

アメリカ・メキシコ 国境地域の環境改善にさらなる協力

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.10.15 【情報源】アメリカ/2001.10.04 発表

 EPAのホイットマン長官と、メキシコ大気・天然資源担当のLichtinger大臣は4日、アメリカ・メキシコ国境地域の環境問題に対処する新計画の策定に当たって、原則を公表した。
 両大臣は、特に、国境地域で環境や人の健康の保護にあたる際に、州や地方自治体に優先順位を決定する権限を与えること、2国間の環境計画を策定する際には、利害関係者を効果的に参加させることを強調した。地域的なワークグループというコンセプトは、国境地域に属する、アメリカの4州およびメキシコの6州の知事によって推進されたものである。
 また、ホイットマン長官は、「小児環境医療専門団(Pediatric Environmental Health Specialty Unit(PEHSU))」ネットワークにメキシコが参加するための資金を提供すると発表した。このネットワークは、小児科医や環境医療専門家が、有害な環境にさらされている小児を救うため、様々な情報を共有するためのもの。アメリカには、EPAおよび有毒物質・疾病登録庁(Agency for Toxic Substances and Disease Registry)の資金提供を受けている11の専門団があるが、EPAはクエルナバカ(モレロス州)のPEHSUに対し初年度に15万5000ドル(約1860万円)の資金提供を行う予定である。【EPA】

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