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環境ニュース[海外]

イギリス POPs条約 国内実施計画協議文書を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2007.01.09 【情報源】イギリス/2006.12.20 発表

 イギリス政府は12月20日、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の国内実施計画に係る協議文書を公表した。POPs条約は2004年5月17日に発効し、現在151カ国が批准している国際条約で、POPsとは毒性が強く、環境中で分解されにくく、生物に蓄積されやすい化学物質の総称。
 同条約が定める12の残留性有機汚染物質のうち、殺虫剤等10の化学物質は、イギリスでも数年前から厳しく規制されている。
 残る2つは、非意図的生成化学物質(ゴミ焼却等により発生するダイオキシンなど)だが、ダイオキシンは10年前に比べて7割減になっている。
 この国内実施計画には、ダイオキシンのさらなる排出削減を目指し、13の活動からなるダイオキシン行動計画も盛り込まれている。
 また、本協議文書とあわせ、「2007年イギリスPOPs規則」案への意見も募集する。意見の募集期間は2007年3月19日まで。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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